予防治療も保険で受けられる「か強診」
皆さんこんにちは。
白鳥歯科・矯正歯科です。
保険が適用される歯科治療というのは、原則としてむし歯や歯周病など、具体的な病気にかかっている必要がありました。
完全に予防目的の歯科治療は、保険適用されないのが現在の制度です。
けれども、一度発症すると犠牲になるものが多い口腔疾患に関しては、一定の条件を満たすことで保険が適用されることがあります。
「か強診」はその制度のひとつです。
か強診とは、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の略称で、厚生労働省が認定するものです。
かなり厳しい条件を満たさなければならないので、認定を受けている歯科医院は全国でも一部に限られます。
白鳥歯科・矯正歯科のように、外来環とか強診の両方の認定を受けている歯科医院は、全体の10%程度にとどまります。
か強診の認定を受けている施設では、エナメル質初期う蝕管理を保険診療で行うことができます。
具体的には、フッ素塗布による再石灰化の促進ですね。
本来であれば、フッ素塗布を保険診療で実施する場合、3ヶ月以上の期間を開ける必要があったのですが、か強診の認可が下りていれば、毎月実施することが可能です。
歯周病の安定期治療にあたる、歯周組織検査や歯石取り、歯面清掃なども、保険診療で毎月行うことができます。
さらに、在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理も保険内で行うことが可能です。
むし歯や歯周病は自然に治ることのない厄介な病気ですので、予防するに越したことはありません。
当院であれば、歯の表面にまだ穴があいていないむし歯の治療や安定期の歯周病治療も保険で受けることができますので、積極的な受診をおすすめします。
このように、「か強診」の認定を受けている歯科医院では、予防歯科の処置も毎月、保険診療で受けることができます。
文字通り、皆様のかかりつけ歯科医になれるよう努力いたしますので、お口の健康でお困りの際にはお気軽に当院までご相談ください。